持株会社は事業承継対策になるか?

事業承継対策で持株株式会社を利用する例がありますが、実際効果があるものなのか?

スキームは下図のとおり従来の事業会社の株価引き下げを目的に完全親会社へ自社株を渡し、親会社では借入をしながら純資産を減少させて従来の株主の評価を下げる、ということです、問題は無いのでしょうか?

まず親会社が子会社の株式を保有するにあたって、300は現金で買取、残りの300は子会社の株式発行(純資産に相当)と交換で取得する。
この会計的な現実を親子合算の貸借対照表で説明すると、借入をして一部の株式を購入していることになり、減資していることと変わらない無い。

親会社が現金で既存株主から買取った時に、親子一体の会社として純資産を減らしているので株価評価が下がる。当たり前の話になった。そして既存株主は株式売却資金と親会社の新株評価額と合計すれば、以前の株式評価と大差ないものになる。

問題は借入金が増えた分だけ財務内容が悪くなるのだが、株価対策だけで行うのは問題があるように思える。

コメント

  1. hokentaro より:

    むづかしい。